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ひさしぶりに、色々と観てきました

大阪制作室の露久保です。
先月、気になっていた大型展示を見に、
週末立て続けに奈良と京都に行ってきましたので、ご紹介いたします。

ひとつは奈良の国立博物館で開催されていた「春日大社のすべて」
春日信仰にまつわる宝物が一同に展示され、
右を見ても左をみても国宝・重文という超豪華な展示です。
千年以上前の神宝の数々に施された、当時の職人の方々の超絶技巧が見て取れ、
眼福の一言でした。
有名な奈良公園の鹿もこの春日信仰における神様のお遣いですので
鹿のモチーフも随所に表れ、神々しいなかにも愛らしく
私のように何も知らずに出かけても楽しめました。
休みながらひとつひとつ見て回って、4時間弱かかり、
出てくる頃には完全にバテているほどでした。

(チケットやポスターのデザインも可愛いのです。)

翌週はさらに、ならはくのすぐ近くにある
奈良県立美術館「奈良の刀剣 ―匠の美と伝統ー」へ。
ご神宝の七支刀から、少し前に「エヴァ×刀剣」などで話題になった
現代の刀匠の作品までが時系列順に展示され、
見応えもあり、初心者にも親切な展示内容でした。
なんとなく同じように見えていた日本刀でしたが、
見ているうちにはっきりと色々な個性があることに気付かされました!
(本当は前の週に行こうと思ったのですが、春日大社の展示でバテてしまい無理でした)

実はこんなに近くなのに、実際に行くのは学生ぶりという
久しぶりの奈良だったのですが、駅前とは思えないほど緑が多く、
ゆるやかな坂道に古さと新しさが入り交じった街並が美しく、
緑が多い沿道を鹿さんが横でのんびりしていて大変癒されました。
ただ、午前中は公道の方で鹿さんが頻繁にお散歩されているようで、
足もとには常に厳重な注意が必要です…!

(はしゃぐ人間をとてもクールにスルーする鹿さんたち)

翌々週は、地震の直後だったのですが、思い切って京都へ。
国立近代美術館で開催されている「横山大観展」です。
目当ては長さ40mもあるという超大作「生々流転」!
正直何を考えているんだ…どうやって展示するんだ……と思いましたが、
なんと、一度に展示できないため、期間中3回に分けて展示されるとのことでした…!
特に気になっていた後半の部分は、今日から展示されるそうです。
現在の芸大を卒業した頃から、没年までの作品まで
どの絵も驚くほどエネルギッシュで様々な試みに満ちていて、
今まで抱いていた「日本画の大家」というイメージが覆された展示でした。
(まさか大観が「デッサンがへた」とか「海じゃなくて草原みたい」
「やっぱり人物へた」などと言われているとは…)
とにかく絵の圧が強い…という感じで圧倒されます。
こちらは来週末まで開催されていますよー!

さらに、おまけのつもりで見た通常展示では、さらっとピカソが展示されていて
とてもおとくな気持ちに。

4階ロビーからは平安神宮の大鳥居と改修中の市立美術館が見えます。
レトロな雰囲気が素敵な建物でしたので、改修後が気になります…。

ちなみに、どちらかというと美術館より博物館、古いものを見るのがすきな私ですが
知識の方はからっきしなので、今回「春日大社のすべて」「横山大観展」で、
初めて音声案内を利用しましたが、来歴や見所をわかりやすく教えてくれて
とてもよいものですね…!
なにも知らないで見るのも楽しいですが、ぜひまた利用したいです。


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